軽さ

生まれもった文体の軽さって在ると思う。決して簡単な言葉だけで構成されてるとか、短文であるとかそういうことでなしに在る軽さ。

野矢秀樹の文章は、すごく軽い。だけど、抜け目ない。

ジャック・リッチーは、短文主義者であるけど、それでも生来の軽さがあると思う。だけど、へそ曲がりだ。

国内、英語圏から紹介したから、フランス語圏からも一人選ぼうかな。

断然、ジョルジュ・シムノンだと思う。良く言えば大胆。悪く言えば不親切だ。